2017-06-07

『ちいさいドールのための靴』

昨年から計画していた「ちいさなドールための靴」の自作
やっと形にすることにできました。
とりあえず素材に慣れるためと、技術を少しでも上げるために、
うちの子達のための靴を制作しました。

<size 01>
今回作った靴では、一番小さいサイズです。
このサイズが履けるのは、DEAR beans と miniscon
靴下は着用しない方が、履かせやすいです。
DEAR beansはまっすぐ靴に差し込む感じで、minisconはつま先を先に靴底まで全部入れておいてからギュッと押し込むと履かせやすいかも…
なんか下手な説明ですが……(汗)
靴下を着用して履かせるなら、もう一つ大きなサイズが履かせやすいです(<size 02>と呼んでます)。

<size 02>は、実は2種類作っています。
写真の靴では、白い方より薄紫の靴の方が、甲が高いです。
写真で見るとあまり差は無いけど、履かせるとけっこう違います。
靴底のサイズは同じです。

こちらは甲が低い方の靴。
豆とminisconに履かせる場合は、あまり差は気にならないかも……

<size 02>
PFを基準に制作したサイズです。
前のページにも記載しましたが、PFは割と甲が高いので、甲高に作っているものと、そうではないものがあります。
下の写真では、上の4足が甲高の靴、下の3足は甲が低いタイプの靴です。
靴下を着用でBrownie、オビツ11も履けます。
もちろんPFも靴下着用で履くことができます。
甲高タイプでもそうでなくても、問題なく履く事が出来ますが、PFには甲が低いタイプは若干キツ目かも……
<size 03>
DEAR Classicとsconのために作ったサイズです。
どちらも靴下着用でも靴下無しでも履くことができます。
個人的にはsconはフットパーツが外れるので、靴下着用推奨。

実は撮影中に元締めの尻尾磁石がポロリしたので、尻尾を付けていませんが、
尻尾を付けてもちゃんと自立します。
頭が重いので、うまくバランスがとれる場所を見つけるのが自立のポイントです。 

今はまだ試作段階ですが、DPサイズの靴も試作しています。
靴を履かせると、床と接触する面積が増えるので、やはり格段に自立しやすくなります。

DPのためのサイズの靴をDCに履かせてみました。
靴下着用なら、まぁイケるかも…?
でもやはり少し大きいような気がする……

試作段階で製作した失敗靴達(の一部)。
新しい素材、新しい技法だったので、試行錯誤で随分失敗しました。

これから販売用の靴達を製作しますが、革からキャストへの色移りの可能性を考えて、今回は靴下も一緒に販売することを考えています。
一応色移りのテストもして、移らないことを確認しているのですが、濃い色はやはり少し不安なので……

なかなか大変だけど、新しい素材と技術を扱うのは、なかなか楽しいです♪

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